お得で楽しい株主優待

株式へ投資をすると投資先の利益を配当という形で受け取ることができます。それは株式投資における大きな魅力の一つでございますが、配当金以外に株主へ分配する方法を採用する企業があります。その分配方法を【株主優待】といいます。

株主優待とは株主に対し配当とは別に自社の商品やサービスなどを提供することです。例えば飲食店を経営する会社であれば店舗で使える商品券や割引券、メーカーであれば自社製品、本社のある地域の特産品を贈る会社もあります。

なぜ株主優待制度を導入するのか?

株主優待制度を導入する会社にとって、株主に対して独自のサービスを提供することで株式の長期的な保有や、新商品の告知や事業内容を理解してもらえるなどの効果が期待できるからです。

いつまでに買えばいいの?

株主優待を実施している銘柄にはそれぞれ権利確定日があり、権利確定日の大引けにその株式を保有していれば株主優待をもらう権利を獲得できます。通常は権利確定月(銘柄によっては年間に複数回の優待を実施しています。)の最終営業日から3営業日前の日が権利確定日となり、その日の大引けまでに対象の銘柄を買って保有している必要があります。つまり1日でも権利確定日の後に株式を買い付けても権利を受け取れません。また、権利確定日の翌日にその株式を売却しても権利は失われません。

このように権利確定日の翌日は株主優待の権利がなくなってしまうので、株価が下落する可能性が高くなります。
ちなみに株式の配当金も同じ仕組みになります。

権利確定日

優待はいつもらえるの?

通常の株主優待であれば権利確定から約2~3カ月後に自宅へ届きます。ただし、優待内容の性質上権利日からだいぶ日数が経ってから届く場合があります。例えばキノコ等で有名なホクトは優待にキノコが選択できることから、キノコの旬である秋(10~11月頃)自宅へ届きます。

具体的にどんな株主優待があるの?

株主優待実施企業数は、1,300社を超えます。
その全てをこのページ内に載せるのは困難であるため、比較的人気のある銘柄をご紹介いたします。

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また、楽天証券のホームページ内にて株主優待を検索できますので参考にしてください。
楽天証券:株主優待検索
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/hp_search/index_search.html

株主優待銘柄の注意点

株主優待が受け取れる銘柄とはいえ、株式であることには変わりありません。そのため当然通常の株式同様に値下がりリスク等があります。1万円の優待を貰うために10万円の損をしてしまったら元も子もありません。また、会社の業績や方針によって内容を変更してしまったり、株主優待そのものを廃止してしまう可能性があります。株主優待を実施している銘柄は優待を目的として株式を保有している株主も多いので、もしも優待を実施している会社が優待を廃止すると株主優待を目当てに保有していた株主が一斉に売り注文を出す可能性が高く、株価が大きく下落する要因になります。例えば2015年7月31日に寿司店などを運営する「魚力」が株主優待制度の廃止を発表した際は、発表直前の株価2,427円からわずか1カ月足らずで一時1,552円まで値を下げました。

株主優待とはいえ会社の業績や株価の水準、会社の方向性などを調べた上で投資をすることが重要となります。

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