円建て債券のリスク・デメリット

円建て債券は満期まで保有すればリスクが少なくメリットが多いように思いますが、デメリットやリスクも当然あります。
まずデメリットとして言えるのが、債券はあくまでも予め定められた利回りが利益となるため、基本的に発行体の財務状況や業績が良くなったとしても利息が増えるということは基本的にありません。
また、円建て債券は株式と比べて投資できる種類が少ないため、欲しいと思った時にニーズに合った債券があるとは限りません。

次にリスクですが、円建て債券におけるリスクは主に以下の二つになります

①発行体のデフォルトリスク
発行体がデフォルト（倒産等）になると、元本の一部または元本の全てが損失となる可能性があります。

②途中売却のリスク
債券は満期まで保有すると額面の金額が戻ってきますが、もしどうしても途中でお金が必要になった場合は売却をすることが出来ます。
ただ、売却の場合は償還と違って額面の金額が戻ってくるわけではなくその時の時価となりますので、下落している時に売却をすると損失が発生する可能性があります。

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