2019年、平成の時代が終わり令和の時代がスタートしました。そんな令和の時代の幕開けとともにもう一つの新しい時代が幕を開けます。それが次世代通信システム「5G」の時代です。
今年は5G元年とも呼ばれており、いよいよ5Gサービスが商用化され、私たちの生活が大きく変化する年になると言われています。今回はそんな5Gの仕組みや私たちに与える影響についてご説明いたします。
5Gとは?
そもそも5Gとは何なのか?ということですが、私たちが普段使用している携帯電話などの通信システム、これらは1980年頃から使用されています。この通信システムは時代とともに進化をし、その第5世代目の通信システムのことを「5G」と呼ぶのです。
現在ほとんどの人が保有している携帯電話ですが、当時は一部の人しか持つことのできないとても高額な物でした。
音声通話中心の通信システムはやがてメールやウェブの閲覧ができるようになりました。そして音楽・動画・ゲーム等、通信システムの進化によって様々なサービスを円滑に使用することが出来るようになったことで、私たちの生活は大きく変化していきました。
5Gにより変化する世界
さてそれでは通信システムが5Gになるとどのような変化があるでしょうか?
5Gは今までの通信システムよりも大容量で低遅延、そして高速な通信を行うことが可能になり、今までの1G~4Gまでの通信システムの進化を超えた変革とも言われています。
デジタル化された2Gの通信システムではDVD1枚をダウンロードするのに43~45日程度の時間を要していました。それが3Gになると27~30時間、4Gで4~5分、それが5Gになると5秒以下で可能になるといわれています。
IOTと5G
もう既に今の通信システムで満足と考える方も多いでしょう、しかし5Gは今後普及が見込まれるIOTを対象にしたネットワークシステムとなり、私たちの生活を一変させることができます。IOTとはインターネットオブシングスの略で「モノ」がインターネットにつながることで、「モノ」と「モノ」がお互いに情報を共有し、処理、分析、制御等を行うことが可能となります。これらの技術は例えば自動運転車や遠隔手術、VRによる仮想現実の体験等を行うことができ、人々の生活がより便利になります。
5G銘柄に投資をするには?
「5G」関連銘柄
- 【株式】
- アンリツ(6754) 日本
携帯電話や基地局の通信系計測器を製造している。 - 中国鉄塔(00788)中国
通信塔の建設、維持、関連施設の管理等を行っている。 - 中国移動(00941)中国
中国最大手の携帯電話会社。 - ザイリンクス(XLNX)アメリカ
FPGAと呼ばれる半導体に強みを持つ半導体メーカー。 - キーサイトテクノロジーズ (KEYS) アメリカ
ネットワークの通信状況を計測する通信系計測器メーカー。 - クアルコム(QCOM) アメリカ
携帯電話の半導体に強み。アップルと係争中だったが、和解を発表。
- 【投資信託】
- 次世代通信関連 世界株式戦略ファンド
愛称:THE 5G
運用方針
世界の次世代通信関連企業の株式(預託証券(DR)を含みます。)に投資を行い、投資信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。
「次世代通信関連企業」とは、通信技術の発展によって業績面で恩恵を受けることが期待される企業をいいます。次世代通信関連企業の中から、ファンダメンタルズ分析を通じて、成長性や株価の割安度を検証したうえで銘柄選定を行います。
実質的な運用は、株式リサーチ力に強みのあるニューバーガー・バーマン・グループが行います。
【ファンドの詳細はこちら】(http://www.smtam.jp/fund/detail/_id_387/)
本コラムに資料されている資料は、各資料を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成しています。
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投資信託の取引にかかるリスク
•主な投資対象が国内株式組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
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•主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
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